墓場までもってく恋

墓場までもってく恋

旦那様と出会ってずいぶん経ちました。
お見合いから始まった私たちの恋はあっという間に話が進みスピード結婚。
子宝にも恵まれ、絵に描いたような幸せな家族。
そんな私ですが、墓場に持ち帰り予定の旦那様には秘密の恋のお話があるのです。
それは旦那様と出会うずーっと前から始まっていたのです。

ブラック会社勤めの私は会社と家をただ往復する毎日を送っていました。
そんな中出会う人と言えば社内の人間のみ。

よくある社内恋愛です。

同じ会社、同じ業務だからこそ分かりあえる仕事の悩み、楽しさ、達成感。
それらを共有しているうちに彼との距離は近づいていきました。
時間をかけて築いた関係だからこそただの恋仲というだけでなく、同士という感覚も強い間柄です。
なので彼とは将来を見据えた付き合いとは違うものの、心の支え、拠り所のようなものでした。
彼自身は今すぐに結婚したいという考えではなかったし、私も正直同じ会社の人とは(給料が低く、残業も多く激務なので)結婚は考えていませんでした。

しかし私は結婚願望が高かったので彼との関係をもちつつ婚活をはじめました。

結活を始めてすぐにステキな人と出会い、結婚を決めました。
それが今の主人です。

仕事の悩みもそうですが、結活の話を色々相談したのも彼でした。
普通では考えられない関係でしょうが、本当に何でも話合える仲なのです。
(もちろん一方通行というわけではなく、彼の悩みも聞いたりもします)
相手のことを信用しきっているし、お互いに結婚しないパートナーだからこそ何でも言えてしまうのだと思います。

ただ、彼がいるからといって旦那様はただの条件のいい結婚相手というわけではないです。
お見合いと言えど、恋愛結婚と何ら変わりません。
主人のことは心から愛し、尊敬している唯一無二の存在です。
カワイイ子どもを授かれたことも本当にうれしく思っています。

彼と主人だったら間違いなく主人が一番ですし。

あ、もちろん子どもは主人との子ですよ。
周期つけていれば女って分かるもんですから。
さすがにそんな間違いはおこしませんよ。
生まれてきた子は主人にそっくり過ぎてこんなに似るものなの?ってびっくりしちゃいましたけどね。

そんな私の現在は育児真っ最中。
楽しくうれしい、充実した毎日を送っています。

彼とは現在どうしているかというと、
そんなに会うことはなく、普通に連絡を取り合っている程度です。
やっぱり心の拠り所なんですよね。ほっとする存在。
今は本当に何もないです。
でもあと半年もしたら私は職場に復帰予定。
そうなったらまた色々距離は近づくでしょうね。

彼は彼で1年半ほど付き合っている彼女いますし。
そんな話も色々聞くの楽しかったりしてます。
(誰も私たちのことは知らないけど)私たちの関係を「セフレ」じゃんって言うかもしれないけど
なんと言ってもらっても構わないです。
関係はあるけど感覚としては「何でも話せる親友」ってとこかな。

とは言え一番大切なのは家族。
秘密の関係も静かに終わらせて、秘めた思いは墓場まで持っていこうかと思います。

病気の時にそばにいてくれた人

病気の時にそばにいてくれた人

10年以上前の話ですが、当時結婚一年経って決して幸せではない生活を送っていてやっと回復したと思ったら今度は自分が先の見えない病気になってしまい長期の入院を強いられました。

子どもはまだ小さく主人が出張メインの仕事をしていたためにその間は子どもは施設にお世話になることに。
自分も小さい子どものことがありますし仕事も持っていたので入院は拒否しましたが命に関わるということでしたので従いました。

毎日苦しい検査と痛みとそして何より子どものことが気にかかって毎晩泣いていました。
週に1度、夫は来てくれるのですがどうも私には言えない事をしているようであるはずの生活経費を無心してきたりするのです。

自分が入院して点滴につながれて絶飲絶食、病院の管理下になければ命の保証はないような病状だったので自分から退院を望むことはできず
日々相当なストレスを抱えての入院生活でした。

そんなあるとき、ずいぶん昔に喧嘩別れした友人からメールがきました。年上の男性ですから私には強がっていたためなぜ急に連絡してきたとか理由は言いませんが

何かあったのだろうと直感では分かりました。こちらも何かは聞きもしないしでも何かあったのだから私もけんかした頃とは違い、年もとりましたのでお互いに思いやるメールのやり取りや電話が続きました。

また私が入院していることも話すと心配になったのか「お見舞いに行きたい」とか「退院したら一緒に遊ぼう」とか距離を近めようとするのです。

さすがに「結婚しているし子どももいるのでお見舞いに来られるのはちょっと」と話すと結婚していたということは知らなかったようでなぜか落ち込んでいましたが退院したら食事くらいはということで話していました。
それから入院期間は大変長くなりましたが手術の前も意識が戻ったあとも励ましてくれたのは主人でなくその友人でした。

退院して体調が戻り仕事にも復帰できて、その間ずっとよくわからないアプローチを受けていました。私は鈍感なのでよくそれが分かりませんでした。

食事に行く約束をしてその前に行きたいところを聞かれたりして、海に行きましたが告白されてしまいました。
結婚していて子どももいるのにそんなことがありえるなどとは予想していなかったので、でもその時に今までの流れがやっと理解できました。

お返事ははっきりとは出していません。でも自分が人生の中で本当に大変だったときに優しかったり励ましてくれたりしたのがその友人だったのです。

一線は越えてはいけないけれど何度か二人だけで会ったりしました。本当に優しくしてくれました。彼曰く私の存在は「彼女でも友達でもなく・・・(なんとか)」

少し特殊なことを言っていました。彼にとっては普通でない特別な存在のようです。
私にとっては友人でありその優しさに惹かれて好きになってしまった時もありましたが以降はそのような恋愛感情はもっていません。
でも何となくお互いを思いあう気持ちが通じたその関係はいまも続いています。

再会

再会

結婚して15年、子供も小学生になり、あまり手がかからなくなった頃、同窓会のお知らせが届きました。久しぶりに服を買い、当日美容院へ行き、同窓会へ。太ってしまった人、頭頂部が薄くなってしまった人、お互いに老けたね~と笑いあいながら、目は当時好きだった彼を探していました。そして、昔と変わらず若々しい彼を見つけました。彼も私に気付いて近づいてきました。彼と違って老けこんでしまった私…。急に恥ずかしくなり背中を向けてしまいましたが、後ろからポンと肩をたたかれ、振り向くと、やはり変わらない笑顔の彼が。久しぶりの再会でした。それから2人で時間が経つのも忘れ、昔話をしました。でも、彼にとって、私はただの懐かしい同級生です。同窓会が終わればこの夢のような時間も終わります。

家に帰っても彼との時間を思い出し、また会いたいと思ってしまいます。ふと、パソコンで彼の名前を検索してみました。すると、ある社会人サッカーチームの紹介サイトがヒットしました。そこに彼が載っていたのです。そう言えば同窓会の日、まだサッカーやってるよって言ってたっけ。そのサイトに、試合のスケジュールも載っていました。観に行くなんてストーカーみたい…。と思いながらも、日時と場所を確認してしまいました。

当日、サッカーの応援には似つかわしくないワンピースを着て、ダンナには「友達とランチしてくる」と言い、試合会場へ。もう試合は始まっていました。思ったよりも大きい会場で、これなら私が応援席にいても絶対気付かないだろうと、ホッとしながら彼を探しました。いた!背番号5番。そういえば、中学の時もこうやってこっそり彼の試合を観てた…。あの時の気持ちがよみがえってきました。

試合が終わり、どうしよう、声をかけようか…でも突然現れて気味が悪いかもしれない。でも話がしたい。でも…。と悩んでいたその時「お父さん!」と女の子の声がしました。何気なく声の方を見ると、声の主が、彼の腕の中に抱かれていました。そして彼の視線の先には、タオルを持って彼に駆け寄っていく、私より若くて可愛い奥さんが。慌てて柱に隠れました。恥ずかしい…。普通に考えれば分ることでした。どうして彼に家族がいると思わなかったのか。もしかしたら私を受け入れてくれるかもしれないなんて、期待していた自分が恥ずかしくて、1分でも早く、その場から逃げたかった。でも隠れていないと見つかってしまうかもしれません。柱の陰にしゃがみこんで、彼と彼の家族がいなくなるのをひたすら待ちました。

帰りの車でひとり、試合を観に行ってしまった事を後悔しつづけ、もう忘れよう。彼は学生時代の思い出のままにしよう。と自分に言い聞かせていました。

しかし数日後、思いがけず彼からメールが。「この前はありがとう!」…この前とは?同窓会?もしかして試合…?メールはこの一言だけでした。せっかく忘れようとしたのに。切り替えようとしているのに…とうとう返信してしまいました。また蘇ってくる気持ちを抑えられずにいます

旦那は気づいていない隠された恋心

旦那は気づいていない隠された恋心

本日は私の隠された恋心をお話ししようと思います。
運命的な出会いとまではいかないですが、今旦那以外の人に恋しています。
旦那は決して悪い人ではないのですが、夫婦も長くなるとお互いに無関心まではいかないですが色々あります。
日常の不満も溜まってきます。(お互いにと思いますが)

そんな日常の中友達が地元で毎年行われるお祭りに一緒に行こうと声をかけてくれました。
結婚当初は旦那と見に行ったりしてたのですが、ここ数年の間に一緒に行くこともなくなりました。
その時も旦那に「友達とお祭りに行ってくるね」と言っても行ってらっしゃいと快く返事をもらえました。
そして当日友達とお祭りの場所に向かいました。
地元のお祭りなので知り合いが沢山いました。みな久しぶりに会う顔なので会う人会う人と懐かしくお話してました。(旦那と一緒に見に行ってた時は遠慮して声かけてもらえなかった)

そこでよく遊んだ彼と再会しました。

その時はまだ恋心はありませんでした。ただただお互いに懐かしかっただけと思います。
彼は男前ではないですがムードメーカー的な存在でした。
この時もふざけた感じで、「今日は旦那と一緒じゃないんだ?離婚でもしたの?」なんて冗談を言ってくるくらいです。

気づいたら友達は彼の友人と楽しそうに話をしてました。私も彼と夢中で中学生時代の話に華を咲かせていました。

「本当にお前は変わってないね」褒められてるのかけなされてるのかわからなかったですが素直に喜ぶことにしました。
気づいたら1時間くらい立ち話をしてました。さすがに疲れた友人が「時間あるなら近くの喫茶店でもう少し話さない?」と提案。

私ももちろんもう少し話したかったので「行こう行こう!」と言いました。
彼とその友人も思ったより乗り気で喫茶店に行くことになりました。
そこで色々と懐かしい話をしていると彼から驚きの言葉が。
「おれ中学生の時お前の事好きだったんだよね」
思ってもいなかった言葉でびっくりしましたが、過去の事だと、そして私は旦那がいるから今の事ではないと軽く捉えていました。

昔話に華を咲かせすぎて帰る時間に少し遅れそうになったので「今日は楽しかった!また話そうね」と言いその場を去りました。

それから10日後一緒にお祭りに行った友達からメールが来ました。
「今日の夜空いてる?ご飯食べに行こう」夕食のお誘いでした。
旦那に確認したところ快く行っておいでと言ってくれた言葉に甘えて友人が待っているレストランへと向かいました。

レストランに到着すると彼と彼の友人も一緒にいました。とてもびっくりしました。
今度は4人で食事を楽しんでいたら彼の友人がこの間のお祭りから彼がずっと私と連絡とりたがって大変だったと聞かされました。

???と思いながら聞いていました(私は自分に好意を持ってくれてる人に鈍感なので気づかないのです)
私もいくら年を取ったからと言ってもしょせんは女です。そんな事言われたら意識してしまします。
友人がその事を話してくれてから彼は昔から変わらない鈍感なところも好きだとお酒のせいもあると思うのですが言葉にして言ってくれるようになりました。
初めは私も旦那がいるからとかいろいろと自分に言い訳していましたが、こうも積極的に言われて悪い気はしません。

もともと楽しい人なので、どんどん惹かれて行きました。
メールアドレスも交換しました。

そこからは毎日のように彼からのメール。旦那には悪いと思いますが、毎日がとても楽しいです。
旦那が普段言ってくれない言葉も平気で言ってくれたり、そんなに好きをアピールされれば嬉しいものです。
さすがに離婚までは考えていませんし、彼も今の状況をわかってくれてるので無理な事も言いません。
そー言う優しいところも惹かれる原因だと思います。

今では旦那に内緒で週に2回ほど会っています。もちろんメールは頻繁にしています。
このままだと1線を超えてしまう日も遠くないと思ってる自分が少し怖いです。
でももう彼のいない生活は考えられないほど彼が心にいます。
旦那様、心の浮気をしてごめんなさい。

旦那も知ってるあの人と…

旦那も知ってるあの人と…

私は、20代前半で15歳年上の彼と結婚しました。
その彼とは、大学のサークルを通して知り合いました。私が所属するオーケストラサークルの指導者としての頼もしい姿に心を惹かれて、卒業してから何回か会ううちに深い関係になって結婚しました。

初めのうちは、みんなの憧れの彼をゲットしたという高揚感と、頼もしい彼が大好きで有頂天に
なっている自分がいました。
ただ、だんだんと彼の周りにいる大人の女性たちと自分を比べてしまって、自信がもてなくなっていきました。

結婚してからは専業主婦だったので、自信をつけるためにも仕事を始めようと、彼が所属する楽団の事務員として
働き始めました。
音楽にもう一度触れ合える喜びを感じて、その楽団の練習には何度も顔を出すようになりました。
その時から、練習後の飲み会などにも彼と一緒に顔を出すようになり、仲間が増えたようで楽しい毎日が送れていました。

そんな時、楽団のメンバーの1人と飲み会の席で隣になったところ、話がすごく合い意気投合しました。
私より5歳年上の彼は、楽器の技術もすごくて尊敬していたメンバーの1人でもありました。
そんな人が私に声をかけてくれたことがうれしくて、彼にも許可をとり、飲み会の後で2人で飲みなおすことになりました。

真剣に音楽のことについて語る彼が素敵で、その後何度も音楽の話をするために2人で食事などに行くようになりました。

私たちのそんな様子を見ても、彼は気にとめない様子で、私もうしろめたさがなかったので、何もきにしていませんでした。

そして後日、練習場に早めに行くと、5歳年上の彼はひとりで練習をしていました。
その音に聞きほれていると、相手もこちらに気づき、いつもの雑談に。
そして久しぶりに楽器を弾いてみたら?と言われ、おそるおそる弾く私に、彼は手をとって優しく指導をしてくれました。

正直、旦那は忙しくスキンシップも少なくなっていたので、ドキっとしたのは事実です。
主婦だって恋がしたい気持ちはありますから…。

その日の食事会で、私は完全に相手を意識していました。
相手の2人きりになる口実をつくり、2人きりになったとたん、相手から告白をされました。

私も相手も、旦那のことを尊敬しているので、お互いの関係を壊そうとは思っていません。
ですので、これからも今まで通りの付き合いかたをし、旦那にも2人で会うときには許可を
取って会うようにしています。
明らかに今までよりも、帰る時間が遅くはなっていますが、出張や付き合いの多い旦那は気づいて
いないようです。

できれば、このまま2人との関係を続けていきたいと思っています。